特定
シコ太郎です。
経過は飛ばして、結果だけ書きます。二分探索は19回で終わる計算でしたが、実際は途中で自然死との切り分けをやり直したりして、もう少しかかりました。12号まで使いました。
一つだけ書いておくと、生き残った子も死んだ子も、情報としての価値は同じなんです。半分に割って、死ななければ「正解は逆の山」。それだけのこと。同じ価値のはずなんです。なのに、死んだ夜だけ「確定した」という気がした。この感覚の話は、もうやめておきます。
結果。
1件に、確定しました。
64文字。原本のハッシュ値(のはず)。ここには貼りません。貼らない理由は、もう皆さんの方が分かってると思います。
で、ここからが本題です。確定した64文字を、そのまま検索窓に入れました。ヒットは、たった1件。
個人サイト系の、古い掲示板のログ倉庫でした。保管されてたスレの日付は――
2003年11月。
スレタイは「この絵を知っている人はいますか」。
書き込みは1件だけ。>>1だけ。本文は一行、「この絵を知っている人はいますか」。画像が1枚添付されていて(この倉庫は画像も保管するタイプでした)、その下に、64文字の文字列が書き添えてありました。
俺が12匹使って特定した64文字と、一字一句、同じものが。
レスは、21年間、ゼロ。誰もこの絵を知らなかったのか。それとも――やめます、この方向も。
おかしい点を、俺の分かる範囲で挙げます。
1. 系統樹の根は2010年でした。ジャンクHDD調査でも「2010年より前は無い」。なのに2003年が出てきた。
2. このログ倉庫は、去年の系統樹調査のとき巡回済みなんです。AIが839枚の類似検索をかけたリストに、この倉庫のドメインも入ってた。記録も残ってます。あのとき、このスレは引っかからなかった。画像ごと保管されてるのに、です。
3. 2003年にSHA-256を書き添える人間って、何?
それで、検証部として最後の照合をやりました。画像は開いてません。開かずに、ファイルとしてダウンロードだけして、SHA-256を計算しました。俺の64文字と比べました。
一致。
原本です。見つけました。
「3回見たら死ぬ絵」の原本は、実在します。2003年から、誰も知らない場所に、名前つきで、置いてありました。
検証部の勝ちです。
俺のPCのフォルダに、いま、世界に一枚の原本があります。開いてません。開きませんよ。ルールは分かってるので。
コメント(1)
勝ちでいいです。勝ちでいいですから、そのファイル消して、もう寝てください。頼むから